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オーケストラとライブラリーの仕事は忙しく空いている時間は大変限られていますが、Kにとって出来る範囲内でのソロと室内楽活動は欠かせないものです!
日本での演奏会はアイデアがあっても、持続は期待していた様にいかず、ヨーロッパでのアンサブル活動もこれといって想像に合うような展開が無いまま、去年6月、トロンボーンとピアノとの録音後、約10ヶ月が過ぎてしまいました。。。 ライブラリーを今シーズン末で引退する為、来シーズン頭を新たな出発時点として頑張ろうと思っていたら、ソロフルートの同僚W.A.氏に声をかけられ、Kは2010年4月の末にあった新しいアンサンブルの”誕生プロダクション”に参加する事になりました。 演奏会はイタリアのアルバとオーストリアのケルンテン州にあるシュピッタールで2回。 プログラムはアルバではクラシック、シュピッタールではバロックと2種類。 曲目もメンバーもKにとって大変満足行けたので、オーケストラのスケジュール上、大分無理はありましたがどうにか許可が下りました。。。 アルバではハイドンのバイオリン協奏曲、ド長調、(K、今まで演奏した事が無かったので、新しい曲を勉強する最高の機会となりました!)、モーツァルトのフルート協奏曲、ハイドンのチェンバロ協奏曲とハイドンの交響曲49番、”ラ パッシオーネ”。 シュピッタールではバッハのブランデンブルグ協奏曲第5番、ニ長調、バッハの管弦楽組曲第2番、ロ短調、ビバルディの”四季”。 リハーサル時間は大変少なく、プログラムも丸々2つ。 同僚のJ.K.氏と話し合い、J.K.氏がシュピッタールでのソロとリード、Kがアルバでのソロとリードを担当する事にしました。 楽器の調子は抜群!! 弓もいつもお世話になっているT.G.氏に愛用している2本の弓の毛を張り替えてもらいどっちを使うか悩みましたが、調子は最高! アンサンブルも初めての構成と共演であった為、ゼロからのスタートで大変でしたが、その反面、最初から音楽を重要視し、Kのコンセプトを受け入れてくれるメンバーの皆達! 時間はあっという間に過ぎてしまいましたが、時間が経つにつれてのアンサンブルとしての進化は自分で演奏していながら、大変感動出来るものがありました!! アルバでの天気は快天! 朝起きて早速練習にとりかかりました。。。 アルバのホールは舞台が真ん中にあり、その左側に新しい客席、右側に古いテアトロがあるという大変興味深い作り! リハーサル後には単純に見えても最高なピザを!! 指揮者がいなくても、皆で耳を澄ませながらの室内楽。。。 スケジュールと旅行は限界的に大変でしたが、音楽家としての心は大変癒される数日でした! これからどのように展開するのか? Kにとっては久しぶりに心から楽しめたプロダクションだったので、長い目で見ながらこのアンサブルが成長する事を心から願っています!! K
by kwien
| 2010-05-13 22:59
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